交通事故に遭ったとき、どの病院へいけばよいか迷う方もいることでしょう。また、病院で治療を受けていても、慢性的な症状になったときに満足のいく治療を受けられない可能性があります。

本記事では、交通事故に遭ったときの病院の選び方や通院時の注意点について解説します。交通事故に遭ったあと、どのような治療をどこで受けるべきか悩んだときの参考にしてください。

 

交通事故に遭ったときの対処法

事故直後は、事故の衝撃度合いによっては自覚症状がないかもしれません。しかし、そのときはよかったとしても、あとから痛みがひどくなり後遺症へと発展する可能性があるため、早めに病院を受診することが大切です。

また、交通事故による負傷であることを証明する「診断書」を作成してもらわなければ、治療費・慰謝料の請求ができません。

交通事故に遭ったときは整形外科などを受診し、診断書を早めに作成してもらいましょう。

 

病院を選ぶ注意事項とは

ここでは病院を選ぶ際の注意点を解説します。

具体的には、以下の注意点に留意しましょう。

 

• ・交通事故での症状を正しく診察できるか
• ・他院への通院を禁止している病院ではないか
• ・診断書や診療報酬明細書作成料が高額ではないか

 

それぞれ解説します。

①交通事故での症状を正しく診察できるか

交通事故の診察と治療には高度な専門性が求められます。その主な理由は、交通事故による症状の特殊性にあります。痛みや自覚症状があっても、画像検査では異常が見つからないことがしばしばあるためです。このような症状を正確に把握し、適切に診断するには豊富な経験が必要となります。

また、症状を正確に診断書に記載することも非常に重要です。適切に記載されない場合、後の治療や補償に影響を与える可能性があるからです。さらに、適切な診断や治療を受けられないと、後遺症に悩まされるリスクが高くなります。

これらの理由から、交通事故患者の診察経験が豊富な病院を選ぶことが大切です。症状の改善が感じられない場合は、早めにセカンドオピニオンを検討しましょう。

加えて、後遺障害診断書に神経学的検査やMRI画像などの画像所見を適切に記載できる病院を選ぶことも重要です。

このように交通事故の治療に精通した病院で診察を受けることで、適切な診断と治療を受けられる可能性が高まり、安心して回復に専念できるでしょう。

経験豊富な医療機関を選ぶことは、交通事故後の適切な治療と回復には重要なポイントとなります。

②対応の悪い病院ではないか

病院によっては、以下のようなケースがある場合に注意が必要です。

 

• ・他院へ通院（転院）した場合は診断書を記載しない
• ・患者ではなく保険会社側の意向を重視する
• ・治療が痛み止め薬と湿布だけ

 

このような病院は選ぶべきではありません。早めに、違う病院へ変えた方が安心できます。他院への通院を認めてくれない病院での治療は受けないようにしましょう。

③診断書や診療報酬明細書作成料が高額ではないか

交通事故賠償は、事故の証拠にするための診断書や診療報酬明細書を作成しなくてはなりません。診断書作成の金額は、一般的には2,000～10,000円程度です。

診断書の費用は定められておらず、各病院がそれぞれ独自に設定しているため、高い価格を提示する病院もあります。診断書や診療報酬明細書作成料が想定よりも高額となる場合は、ほかの病院を検討しましょう。

接骨院への通院も視野に入れよう

交通事故の症状を緩和させるのであれば、接骨院での施術もご検討ください。特に、交通事故の施術が得意で経験豊富な接骨院であれば、より安心して受けられます。

接骨院での治療は、以下のメリットがあります。

 

• ・治療期間が長期化しても対応してもらえる
• ・慢性的な症状に対して正しい施術を受けられる
• ・治療費の打ち切りを未然に防げる

 

また、自賠責保険や任意保険を使えば、接骨院でも窓口負担0円で通院できます。慢性化した治療を改善するためにも接骨院での治療を検討しましょう。

 

通院時の注意点を紹介！

接骨院を通院するときの注意点を解説します。

具体的には以下の点です。

 

• ・診断書は整形外科で発行してもらおう
• ・治療費を打ち切られないように注意しよう

 

それぞれのポイントについて詳しく解説するので参考にしてください。

 

①診断書は整形外科で発行してもらおう

接骨院では、診断書を作る権限がありません。そのため、接骨院で治療を受ける前に整形外科などで診断書を書いてもらいましょう。診断書を作成してもらわない状態で診察を受けると、慰謝料を請求する際に治療をした証明ができないためです。

事故の症状を緩和し、正しく慰謝料を請求するためにも診断書を作成してから接骨院での施術を受けましょう。

②治療費を打ち切られないように注意しよう

保険会社によっては治療費の打ち切りを伝えてくる場合があります。漫然と通院をする方がいるため、保険会社側で「不要」と判断され打ち切りを通告される場合があります。

治療継続の必要性を医師が認めれば、一方的な打ち切りを回避できるので必ず医師へ相談をしてください。治療の必要性を証明してもらい治療費の打ち切りを回避しましょう。

交通事故に遭ったら正しい流れで治療を受けよう！

事故に遭うと、どこで治療を受けるべきか悩んでしまい、通院すべき病院を選べない可能性があります。そのため、交通事故に遭ったときは、整形外科で診断書を発行してもらったうえで、接骨院での治療をご検討ください。

事故の衝撃や度合いによっては、慢性的な症状への治療が必要となる場合があります。交通事故の症状を緩和させたい方は、ドリーム接骨院にぜひお越しください。