主な症状と施術法treatment

交通事故による怪我は、日常生活で起こる怪我とは訳が違います。
確かに近年、エアバックやシートベルトのおかげで、目に見える大きな怪我は減りました。
ですが、事故の瞬間に身体が受けている衝撃の大きさは変わっていません。
例えば、時速60kmでコンクリの壁にぶつかった時の衝撃は、ビルの5Fから落下した時の衝撃と同じなのです。

その為、きちんと治療を受けなかったり、治療法が誤っていたりすると、後遺症が残り、生涯に渡って痛みや不調を背負う可能性があるのです。
実際、交通事故の怪我で最も多いむち打ち症だけでも、年間3万件以上も後遺障害認定を受けていると推計されているそうです。

ですから、交通事故ではどんな症状が起こりやすく、どういった治療が必要になるかを把握しておくことが大切です。

事故の怪我で最も多い「むち打ち症」とは?

自動車による交通事故で、圧倒的に多いのが「首」の怪我=「むち打ち症」です。事実、政府の統計データ※によると、負傷部位の内訳は、1位 頸部(首)約80%、2位 腰部 約6%、3位 胸部 4%となっています。

では、なぜこれほど首の怪我が多いのでしょうか?そもそも、人間の頭の重量は成人であれば、体重のおよそ10%の重さと言われています。体重が50kgの方であれば約5kgです。この重さをあの細い首で常に支えているのです。そんなところに、事故の物凄い衝撃が加わることになるのです。

例えば、後ろから車にぶつけられた場合、身体は前方へ流れますが、頭はついていけず、後ろに残って首が大きくしなります。この時、反射的に首に力が入り、反動で頭だけが前にいきます。その結果、首周辺の筋肉や靭帯、神経系などを傷めてしまうのが「むち打ち症」です。

特に、首の頚椎には身体を支配する重要な神経がたくさん通っています。そのため、単に首が痛むだけではなく、手足のしびれや全身のだるさ、頭痛やめまいといった様々な神経症状を引き起こすところに、むち打ち症の怖さがあります。

(※「道路の交通に関する統計 交通事故の発生状況 ~損傷部位別・状態別死傷者数~」2017年データより)

むち打ち症の5つの種類

むち打ち症は事故後2~3日経ってから現れる(気づく)ことも多い、と言われています。事故直後は心身共に興奮状態で、痛みや違和感を感じづらいのです。こうした場合もすぐに病院を受診し、事情を説明して医師に事故との因果関係を診断書に記載してもらえれば、 自賠責保険などを使って治療を受けることができます。

「むち打ち症」と言っても様々な種類があります。そこで、主なむち打ち症の症状と種類を解説します。

むち打ち症の主な種類

頸椎捻挫型 | 神経根型 | 脊髄型 | バレ・リュー型 | 脳脊髄液減少症

頭痛・首痛・だるさ・めまい・耳鳴りなど
(バレ・リュー型、脳脊髄液減少症)

頭・首の症状や、全身にだるさ・疲れやすいといった症状が現れるのが「バレ・リュー型」と「脳脊髄液減少症」です。
それぞれ、以下のような症状が現れます。

類型 症状
バレ・リュー型 首や頭の痛み、だるさ、耳鳴り、めまい等
脳脊髄液減少型 寝起きの頭痛、首の痛み、うつっぽさ、疲れやすい、めまい等

特に交通事故後の精神的な不調は、ただのストレスや疲れのせいなどと混同されやすいですが、むち打ち症に起因している場合があります。

腕の痛み

腕の痛み・しびれ、上を向くと首が特に痛むなど (神経根型)

腕の痛み・しびれ、上を向くと首が特に痛むといった症状が現れるのが「神経根型」です。頚椎を通る神経は、全身に繋がっていますが、腕や手につながる神経の炎症・圧迫が起こるとこのような症状が現れます。

背中・肩・首の痛み、首を動かせないなど

背中・肩・首の痛み、首を動かせないなど (頚椎捻挫型)

背中・肩・首の痛み、首を動かせないといった症状が現れるのが「頚椎捻挫型」です。 頚椎の靭帯や椎間板を損傷することで、このような症状が現れます。
交通事故後、背中が痛くて寝れないという方がよくいらっしゃいます。背中の痛みなので、 病院では腰や背中に湿布を貼るように指示を出される方もいらっしゃいますが、むち打ち症の場合も多いです。頚椎を通った神経は背骨につながっていますし、事故によって背骨の靭帯や椎間板が損傷しているリスクもあります。

腰痛、足のしびれ

腰痛、足のしびれ (脊髄型)

事故の際に腰や足をぶつけたわけでもないのに、腰痛や足のしびれといった症状が現れたら「脊髄型」のむち打ち症の可能性があります。交通事故により脊髄(中枢神経)まで損傷してしまった場合に、このような症状が現れます。

注意:こうした治療法ではなかなか良くなりません

「他の病院に通ってはいるんですが、全然良くならなくて…」
当院にいらっしゃる事故患者様の多くが、そうしたお悩みを抱えて転院してこられます。

それもそのはず、一般的な病院では、「湿布+痛み止め+電気」といった治療だけで終わる場合が多いからです。湿布は筋肉や靭帯の炎症を鎮めるだけ、痛み止めは痛みを感じないように脳をごまかすだけです。電気は治療器によって効果が異なりますが、よくある干渉波治療器の場合は、血行促進がメインになります。

いずれにしても、先ほど解説したように、むち打ち症は神経系の損傷や乱れによるものが多いため、上記のような治療法では、何度通院しても完治できないかもしれません。適切な治療が遅れれば、後遺症が残ってしまうリスクも増えるため、もし今改善がみられないようであれば、なるべく早くセカンドオピニオンとして当院までご相談下さい。

岡崎では当院だけ!神経系まで整えるむち打ち治療

脳と身体の情報のやり取りを行う神経には、それぞれ固有の周波数があります。事故の衝撃やストレスなどにでその周波数が乱れると、脳が身体の状態を正しく把握できず、身体が不調を起こすようになります。

ドリーム接骨院では、むち打ち症のこうした神経症状に対して、効果と安全性が国際的にも高く評価されている施術法を用いてアプローチしていきます。損傷具合によりますが、大半のむち打ち症はおおよそ3ヶ月~6ヶ月以内に完治しています。他院に3ヶ月通っても治らなかった方が当院で完治するなど、交通事故の治療には豊富な実績があります。

トルクリリース・テクニック

トルクリリース・テクニック

脊髄の神経の乱れを整えるカイロプラクティックの技術です。アメリカでは政府機関の「FDA(日本でいう厚労省)」から効果と安全性が認められています。専用の器具でわずかに刺激することで、神経の流れや詰まりを整えていきます。肩こり、めまい、頭痛などの症状に効果があります。

ニューロ・オリキュロセラピー

ニューロ・オリキュロセラピー

耳介から神経の周波数の乱れを整える治療法です。オリキュロセラピー(耳介療法)はWHO(世界保健機構)から350種の症状に対して有効性が認められています。耳には脳や内臓などに繋がる神経終末と300以上の神経反射ポイントが存在します。専用の機器で電気的な異常を検知し、それに応じた微弱電流を流すことで神経の乱れを整えていきます。

アクティベーター・メソッド

アクティベーター・メソッド

アクティベーター・メソッドは、100年以上の歴史があるカイロプラティックの中でも、効果と安全性の高さから世界中に普及している施術です。専用の器具で腰や脚などをわずかに刺激することで、神経の乱れを調整していきます。腰・脚の痛みなどに効果があります。

実際の患者様の症例報告

お名前:レイナ様
整形外科から転院された当初はあまり元気が無かったのですが、今ではいつもニコニコでこちらが癒されています。

お名前:後藤様
横から追突され、むち打ち症がひどく、頭痛や吐き気などもありましたが、現在はだいぶ良くなったそうです。

お名前:H様
初めは事故のショックや分からないことだらけで不安で、症状も良くなかったですが、今はかなり改善して安定してきました。

「病院や他の接骨院に通っても治らない」という方はぜひ一度、ドリーム接骨院へご相談ください。

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